私は土壌汚染の業務に携わってはや20年目に突入しそうですが、始めた頃は法律もないなかで、国内では唯一の基準?として平成11年1月に対策指針が発行されました。その時代は指針を頼りに調査を行っており、内容がかなり簡略的で読みやすくわかりやすかったです。。指針時の教科書のページ数は378ページ。
その後、土壌汚染対策法が施行され次にでた教科書は白本と呼ばれるもので少し減って245ページでした。さらに平成22年に土壌汚染対策法が改正され、暫定版として発行された教科書のページ数が479ページ。翌平成23年7月に改訂版として発行された教科書のページ数が590ページ。また翌平成24年8月に土壌汚染対策法施行規則が施行されたため、改訂2版として発行された教科書のページは677ページ!
そして!!!平成31年3月に土壌汚染対策法が改訂されたため改訂3版として発行された教科書のページ数はなんと!1,101ページ!ってどないやねん!
これが今の教科書(ガイドライン)です。分厚い!
隅々まで理解できるかどうか???ちょっとした教科書ページ量の変遷をご紹介しました。こう見ると我々調査会社もさることながら、お役所の方も内容を理解するのが大変でしょうね。ちょっとした小言でした。( 一一)